1980年度研究大会(春季・秋季)

1980年度国際法学会春季大会
5月18日 甲南大学
国際紛争と調停機能 座長 立教大学教授 澤木敬郎
マクドゥーガルの学説の観点から 西南学院大学教授 大内和臣
ケルゼン、フォークの学説の観点から 東京工業大学助教授 河西直也

座長 東京大学教授 衛藤瀋吉
第二次世界大戦期の日本の国際法
――戦争違法化と自衛権に関して――  静岡大学助教授 松田竹男
ポツダム宣言の成立 広島大学助教授 五百旗頭真

1980年度国際法学会秋季大会
10月25日・26日 成蹊大学
統一テーマ 海洋自由と国家主権――船舶をめぐる制度史的検討――

研究報告第一部会(国際航行法制の源流)
座長 京都大学教授 川又良也
航行の自由の法的基盤 九州大学教授 高林秀雄
海事法における公法と私法の分化
――国際的視角から――  成蹊大学教授 谷川久

研究報告第二部会(海運をめぐる国際関係の変容)
座長 慶應義塾大学教授 内山正熊
国際社会における日本の海運の地位 一橋大学教授 地田知平
海運自由の制限と海運政策の変遷 東京商船大学教授 織田政夫

研究報告第三部会(船舶の法的地位) 座長 京都大学教授 太寿堂鼎
船舶の国籍と管轄権 広島大学教授 桑原輝路
便宜置籍制度の成立基盤 同志社大学教授 佐藤幸夫

研究報告第四部会(航行利益と沿岸国主権) 座長 中央大学教授 経塚作太郎
通航の無害性概念の成立と変容 国士舘大学教授 奥原敏雄
追跡権制度の展開過程 神戸学院大学教授 林久茂