春期大会プログラム研究報告
5月12日(日) 金沢大学 角間キャンパス法学部A101講義室
◇午前の部(午前10時~午後0時20分)
座長 成城大学教授 佐藤 文夫
国家の義務の拡大と限界
――ヨーロッパ人権条約の私人間への適用をめぐって――
甲南大学教授 中井伊都子
座長 明治学院大学教授 臼杵 知史
国際法上の「国際レジーム」の意義と特質
――「国際レジーム」による「規範形成」と「国際秩序形成」――
筑波大学専任講師 吉田 脩
◇午後の部(午後2時~5時30分)
座長 大阪大学教授 渡辺 惺之
国際条約における国際裁判管轄規則の動向
――ブラッセル・ルガノ条約とハーグ条約案との関係――
関西学院大学教授 岡野 祐子
パネル・ディスカッション(3時10分~5時30分)
武力行使の規整と21世紀の国際安全保障 ――湾岸、コソヴォ、9・11テロ――
座長 上智大学教授 村瀬 信也
安全保障概念の再構築 青山学院大学教授 土山 實男
武力行使規範の構造変動 国際基督教大学教授 最上 敏樹
テロ・自衛権・国際法 大阪市立大学教授 松田 竹男
秋期大会プログラム研究報告
10月12日(土)、13日(日)法政大学 市ヶ谷富士見校舎
第1日目 10月12日(土)
(午前)
「対テロ戦争」におけるjus in bello とjus ad bellumの交錯
森川幸一(専修大学教授)
戦間期における「集団的自衛権」―現代との連続性と断絶性
森肇志(東京都立大学助教授)
(午後)
国連の軍事的活動における武力紛争法の適用
新井京(京都学園大学助教授)
ポスト冷戦型内戦への武力紛争法の適用をめぐる問題
糟谷英之(摂南大学助教授)
ジュネーヴ諸条約と日本
泉裕泰(外務省総合政策局国際協力部人権人道課長)
第2日目 10月13日(日)
(午前)
国際法学と国際関係論の思考様式??役割モデルと方法
宮野洋一(中央大学教授)
国際社会のグローバル化と規範の変容
納家政嗣(一橋大学教授)
(午後)
Constitutional Control of Decisions to Use Military Force
Lori Fisler Damrosch (Professor, Columbia University Law School)
第1分科会「安全保障上の措置と私人の法律関係」
コーディネータ 岩沢雄司(東京大学教授)
経済制裁のコストと補償問題
中谷和弘(東京大学教授)
経済制裁の国内実施措置??私人に及ぼす影響を中心に
内ヶ崎善英(桐蔭横浜大学助教授)
安全保障上の措置としての輸出入禁止令とその私法上の効力
佐藤やよひ(関西大学教授)
第2分科会「貿易と環境:WTOの課題」
コーディネータ 中川淳司(東京大学教授)
ガットXX条の法的安定性と新ラウンドの課題
山根裕子(政策研究大学院大学教授)
世界貿易機関(WTO)と環境保護??多国間環境条約からの視点
高村ゆかり(静岡大学助教授)
Protection and Precaution: The Interplay between
WTO and ITLOS Resource Conservation Jurisprudence
Chi Carmody(Professor, University of Western Ontario)
第3分科会「国家と人権」
コーディネータ 西井正弘(京都大学教授)
人権侵害行為に対する国家の刑事管轄権の範囲について
尾崎久仁子(東北大学教授)
「人権の国際的保障」から「人権の国際的民主化」へ
窪誠(大阪産業大学助教授)
人権の内と外:国際政治的考察
初瀬龍平(京都女子大学教授)