2004年度研究大会(春季・秋季)

春期大会プログラム

5月9日(日) 広島大学 東広島キャンパスサタケメモリアルホール

◇午前の部(午前10時~午後0時20分)

1(午前10時~11時) 座長 防衛大学校教授 真山  全
「国際法上の犯罪に対する管轄権と公正な裁判」
金沢大学助教授 稲角 光 恵

2(午前11時20分~午後0時20分) 座長 早稲田大学客員教授 道垣内 正人
「国境を越える扶養」
東北大学教授 早川 眞一郎

◇ 午後の部(午後2時10分~5時30分)

共通テーマ「国際環境法の展望と課題」 座長 京都大学教授 位 田 隆 一
1 (午後2時10分~午後3時20分)
“Might Global Administrative Law Reduce Problems of Omnilateralism and Help Build International Community?”
米国ニューヨーク大学教授 ベネディクト・キングズベリー

2 (午後3時40分~午後5時30分)
「国際環境法における事前協議制度の意義-環境条約制度の実施過程における位置づけを中心に」
静岡県立大学助教授 児矢野 マリ

「国際環境条約における実施確保機関の法的性質」
西南学院大学教授 松隈 潤

秋期大会プログラム

10月9日(土)、10日(日) 東京大学教養学部900番教室

第1日目 10月9日(土) 受付開始 午前9時30分

◇午前の部 (午前10時~午後0時20分)
共通テーマ「国際裁判の多元化」 座長 京都大学教授 杉原 高嶺

1 国際裁判所の多様化
立命館大学教授 山形 英郎

2 裁判の多元化における国際海洋法裁判所と国際司法裁判所
明治学院大学教授 吉井  淳

◇午後の (午後2時10分~5時40分)
共通テーマ「主権免除をめぐる動向と日本の対応」
座長    立命館アジア太平洋大学教授 薬師寺公夫

1 最近における主権免除原則の状況
成蹊大学教授 広部 和也

2 国連主権免除条約に対する日本政府の取り組み
外務省国際法 首席事務官 御巫 智洋

3 執行免除に関する最近の諸国の動向
中央大学教授 多喜  寛

第2日目 10月10日(日)     受付開始 午前9時30分

◇午前の (午前10時~午後0時20分)

共通テーマ:「破綻国家と人道的介入」
座長  国際基督教大学教授 最上 敏樹

1 人道的介入における抑止と強要・人道的行動の効率の観点から
青山学院大学助教授 青井千由紀

2 人道的介入と国家責任法・人道的介入の原因となりうる事態に関する国家責任法の機能と限界
山梨学院大学教授 金子  大

◇午後の部 (午後2時10分~5時30分) 分科会
第1分科会「破綻国家からの難民問題」
座長    神戸大学教授  坂元 茂樹

1 破綻国家からの難民に関する諸問題─難民認定における迫害主体をめぐる諸問題を中心にして
法政大学教授  本間  浩

2 難民認定申請者の収容─難民法と人権法の交差
大阪大学教授  村上 正直

3 入国管理・難民認定法改正の意義と課題─人権問題としての難民受け入れと日本
中央大学教授  横田 洋三

第2分科会「紛争後の平和構築」
座長     青山学院大学教授 山本 吉宣

1 国際秩序の領域的基盤とその再編
東京大学助教授 石田  淳

2 未承認国家と地域安定化の課題─ナゴルノ・カラバフ紛争を事例に
慶応義塾大学専任講師 廣瀬 陽子

3 国連による領域管理と法
椙山女学園大学助教授 山田 哲也