2005年度研究大会(春季・秋季)

春期大会プログラム

5月14日(土) 一橋大学 兼松講堂

研究報告
◇午前の部(午前10時~午後0時20分)
1(午前10時~11時) 座長 佐賀大学教授 辻  健児

「20世紀正戦論における血讐モデルと十字軍モデル」
関西大学専任講師 西 平等

コーヒーブレイク (20分)

2(午前11時20分~午後0時20分) 座長 東京大学教授 古城 佳子

「コンストラクティヴィズムの国際制度論 ―「貿易プラス」制度の形成と遵守―」
同志社大学教授 大矢根 聡

◇ 午後の部(午後2時10分~5時30分)

共通テーマ「国家の統治・監督能力と責任」  座長 上智大学教授 村瀬 信也

1 (午後2時10分~午後3時20分)
“Responsibilities of States and Responsibilities of Non-State Entities”
英国ケンブリッジ大学教授 ジェームズ・クロフォード

2 (午後3時40分~午後5時30分)
「宇宙条約6条第一文の「宇宙空間における自国の活動」の範囲」
小樽商科大学助教授 佐古田 彰

「国家の統治能力と国家責任の成立要件としての行為の国家への帰属」
京都産業大学教授 丸山 珠里


秋期大会プログラム

北海道大学・クラーク会館

第1日目 10月8日(土)            受付開始 午前9時30分

研究報告 ◇午前の部(午前10時~午後0時20分)

共通テーマ「領土問題」     座長 同志社大学教授   安 藤 仁 介

1 冷戦終焉後の北方領土問題――国際法の視点から
国立国会図書館参事    塚 本  孝

2 日本による島嶼先占の諸先例――竹島=独島に対する領域権原を中心として
韓国・釜山大学校副教授    朴  培 根

研究報告 ◇午後の部(午後2時10分~5時40分)

共通テーマ「海洋法と他の国際法との交錯」 座長 神戸大学教授 坂 元 茂 樹

1 海洋境界画定と手続法的問題
西南学院大学教授    古 賀  衛

2 現代の海上武力紛争における「第三国」の権利義務――海洋法と海上中立法の交錯
防衛研究所研究部助手   森 田 桂 子

3 南極の海域管理と国連海洋法条約上の機能的管轄権との関係
同志社女子大学助教授   池 島 大 策

第2日目 10月9日(日)           受付開始 午前9時30分

研究報告    ◇午前の部(午前10時~午後0時20分)

共通テーマ:「国連の安全保障の展開に対する日本の対応」
座長  神戸大学教授    吉 川  元

1 国連平和維持活動の新たな展開と日本――ポスト冷戦期の議論を中心に
京都大学教授   酒 井 啓 亘

2 国連における人間の安全保障概念の意義
敬愛大学教授   庄 司 真 理 子

◇午後の部(午後2時10分~5時30分)― 分科会

第1分科会「日本の戦後補償」(北海道大学農学部講堂)
座長  中央大学教授   横 田 洋 三

1 Compensation for Victims of War:German Practice after 1945 and Current Developments
ドイツ・フランクフルト大学教授 ラ イ ナ ー・ホ フ マ ン

2 日本の「戦後補償裁判」と国際法
神戸大学教授    五 十 嵐 正 博

3 国際私法からみた日本をめぐる戦後補償請求
京都大学助教授     中 西  康

第2分科会「武力紛争法規の国内実施」( 北海道大学クラーク会館講堂)
座長  関西大学教授   藤 田 久 一

1 Implementation of International Humanitarian Law in Japan: The ICRC Perspectives
ICRCリージョナル・リーガル・アドバイザー  ウメシュ・カダム

2 ジュネーヴ諸条約及び追加議定書に関する日本の国内法制整備
――何をどのように受け止めたのか
外務省国際社会協力部国連行政課長   相 木 俊 宏

3 文民保護(Civil Defence)の国内実施
福岡大学教授   山 下 恭 弘

第3分科会「日本の国籍法」 (北海道大学農学部W109室)
座長  早稲田大学教授  木 棚 照 一

1 国際法における実効的国籍原則
山形大学助教授  立 松 美 也 子

2 国籍法における本人の意思
岡山大学教授  佐 野  寛

3 国籍法における子の最善の利益
中央学院大学教授  大 村 芳 昭