(1) [2011年9月27日更新]
2011年度秋季研究大会も近付いてまいりました。大会第1日目のWilliam Schabas教授および佐藤哲夫教授のご報告の原稿が届きましたので、ウェブサイトに掲載させていただきます。慣例によりまして報告原稿は当日配布する印刷物の中には含めておりません。会員の皆様には恐縮ではございますが、事前に印刷して当日ご持参いただきますようお願い申し上げます。
William A. Schabas, Transitional Justice and the Norms of International Law (PDF)
研究連絡主任
(2) 開催日時・場所
開催日 2011年10月8日(土)・10月9日(日)
会 場 関西学院大学 兵庫県西宮市上ヶ原一番町1-155
http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_001816.html
大会プログラム
第1日 10月8日(土) 受付開始 午前9時30分
研究報告
共通テーマ「Transitional Justice―平和構築過程における正義と法」
◇ 午前の部(午前10時~午後0時20分)* B号館101教室
座長 早稲田大学教授 最上 敏樹
1.Transitional Justice and International Law:
What Role is Played by the UN in Post-conflict Peacebuilding?
一橋大学教授 佐藤 哲夫
2.Transitional Justice and the Norms of International Law
William A. Schabas Professor, Middlesex University, London
*なお第1日目、午前の部は報告及び討議の進行を原則として英語で行います
研究連絡委員会(午後0時30分~午後2時) A号館304教室
雑誌編集委員会(同上) A号館305教室
国際交流委員会(同上) A号館306教室
◇ 午後の部(午後2時10分~午後5時40分)
座長 お茶の水女子大学教授 小林 誠
3.アフリカにおける平和構築と民主化
京都女子大学教授 戸田真紀子
座長 中央大学教授 西海 真樹
4.「法の支配」の確立と法整備支援
名古屋大学教授 横溝 大
5.移行期の正義(Transitional Justice)と国際刑事裁判
-国際刑事裁判の機能変化と課題-
三重大学教授 洪 恵子
第2日 10月9日(日) 受付開始9時30分
◇ 午前の部(午前10時~午後0時20分) B号館101教室
共通テーマ「一般国際法秩序への人権概念のインパクト」
座長 成城大学教授 佐藤 文夫
1. 国際法の人権化
神奈川大学教授 阿部 浩己
2. 国際私法の基本構造に対する人権概念のインパクト
京都大学教授 中西 康
新法人移行に関するパブリック・フォーラム(午後1時~午後2時) B号館101教室
◇ 午後の部(午後2時10分~午後5時30分)
分科会
第1分科会 「国際法秩序への人権概念の挑戦とその限界」 B号館101教室
座長 名古屋大学教授 小畑 郁
1. 人権・個人の権利と外交的保護
東京大学准教授 西村 弓
2. 人権諸条約の特殊性と条約の留保規則
関西大学准教授 中野 徹也
3. 主権免除規則における国際人権規範の影響
大阪工業大学講師 松井 章浩
4. 世界貿易秩序と人権
大阪市立大学教授 平 覚
第2分科会 「安全保障と一般住民の保護」 B号館103 教室
座長 立命館大学教授 薬師寺公夫
1. 国連安全保障理事会と文民の保護
―平和維持活動の任務化とその背景-
宇都宮大学准教授 清水奈名子
2.「人間の安全保障」概念が国際法に与える影響
東京外国語大学教授 松隈 潤
3.欧州連合の変容する対外政策における「文民」の保護
国際基督教大学教授 植田 隆子
4.武力紛争下における文民の保護
―現実的で実効的な行動のために―
愛媛大学准教授 楢林 建司
評議員会および総会(午後5時30分~午後6時) B号館101教室
懇親会(午後6時30分~午後8時30分)
会場 場所 関西学院会館2階 レセプションホール「風の間」
住所 西宮市上ヶ原一番町1-155
会費 5,000円