2009年度秋季研究大会

(1)2009年度秋季研究大会は下記の予定で開催されます。

開催日 2009年10月10日(土)・11日(日)
会 場 関西大学千里山キャンパス第1学舎1号館 千里ホールB
〒564-8680 大阪府吹田市山手町3-3-35

(2)研究大会プログラム (pdf) ・ 報告要旨 (pdf)

統一テーマ「国際社会への国際法の適応力」
第1日 10月10日(土)          受付開始 午前9時30分

研究報告
○午前の部(午前10時~午後0時20分) 第1学舎1号館 千里ホールB
共通テーマ「国際社会と国際法」
座 長     立命館大学教授            松井 芳郎
1 国際社会の変化と国際制度
-「立憲化(constitutionalization)」を手がかりにして-
青山学院大学教授           山本 吉宣
2 「国際法」の現実的妥当性:その史的検証
慶應義塾大学教授           明石 欽司

研究連絡委員会(午後0時30分~2時) 第1学舎4号館3階 D309
雑誌編集委員会(同上)         第1学舎4号館3階 D310
国際交流委員会(同上)         第1学舎4号館3階 D312

○午後の部(午後2時10分~5時40分) 第1学舎1号館 千里ホールB
共通テーマ「武力規制法の新展開」(午後2時10分~4時30分)
座 長     大阪大学教授             真山  全
1 非国家主体と自衛権
京都大学教授             浅田 正彦
2 “Targeted Killing”における国際人道法と国際人権法の接点
-その理論的考察-

ケント大学Senior Lecturer       新井  穣

特別報告(午後4時40分~5時40分)
座 長  京都大学教授            濵本 正太郎
Non-Use of Force According to the UN Charter:
Are There Any Recent Changes?

ブリュッセル自由大学教授       Oliver Corten

第2日 10月11日(日)          受付開始 午前9時30分

研究報告
○午前の部(午前10時~午後0時20分) 第1学舎1号館 千里ホールB
共通テーマ「文化に対する国際的対応」
座 長       大阪市立大学教授          桐山 孝信
1 国際法と文化-文化多様性条約の射程-
中央大学教授            西海 真樹
2 文化と紛争解決メカニズムの諸相
九州大学教授            河野 俊行

法人問題に関するパブリック・フォーラム(午後1時~2時)
第1学舎1号館 千里ホールB

○午後の部(午後2時10分~5時20分)
分科会
第1分科会「個別報告」          第1学舎1号館 千里ホールB
座 長      名古屋大学教授           小畑  郁
1 旧ユーゴ国際刑事裁判所判例上の「犯罪共同体」概念
-その意義と問題点をめぐる議論を中心に-
神戸学院大学准教授         木原 正樹
2 国際刑事司法における検察官の裁量の意義と課題
-国際刑事裁判所を中心に-
九州国際大学准教授         竹村 仁美
座 長      神奈川大学教授           阿部 浩己
3 EUの庇護法-国際難民法への新たな試み-
桜美林大学准教授         佐藤 以久子

第2分科会「国際社会と家族」      第1学舎1号館6F A601
座 長       南山大学教授           青木  清
1 国境を越える子の奪取をめぐる問題の現状と課題
外務省国際法課長         岡野 正敬
2 ハーグ国際子奪取条約の現在
北海学園大学教授        織田 有基子
3 離婚の国際裁判管轄を認定する基準に関する立法論的考察
香川大学准教授          植松 真生
4 出入国管理行政における家族の保護
大阪大学教授           村上 正直

総会(午後5時30分~6時)       第1学舎1号館 千里ホールB

懇親会(午後6時30分~8時30分)
会場 第1学舎1号館 食堂
会費 5,000円

秋季研究大会における託児所設置の中止について

秋季研究大会案内では託児所を設置する予定でご案内を同封いたしましたが、新型インフルエンザの流行状況に鑑み、開催校とも相談の上、今回の研究大会では託児所の設置を見送ることにいたしました。ご利用をお考えいただいていた会員の方々にはご迷惑をおかけするかたちとなり、誠に申し訳ございませんが、事情をなにとぞご理解のうえ、よろしくお願い申し上げます。

国際法学会

秋季研究大会の開催について

すでに、9月7日付の文書によって、2009年秋季研究大会についての、インフルエンザ対応策をお知らせしたところです。その後、関西大学の関係者より、インフルエンザにより全学休講となっても教室の使用は認めるという判断が大学執行部から伝えられたとの情報を得ました。関西大学での研究大会の開催がほぼ確実になったということができます。ただし、万一の事態はなおありえます。そうした事態になった場合には、その対応策を、10月7日(水)または8日(木)に、国際法学会のホームページに掲載することを予定しております。会員の皆様方におかれましては、お手数ですが、学会ホームページを適宜ご覧くださいますようにお願い申し上げます。

国際法学会

新井穣会員の報告原稿の掲載について

秋季研究大会1日目(10月10日)に予定されています新井会員の研究報告については、諸般の事情により英語で行われることになりました。つきましては事前に報告原稿(英文)を掲載いたしますので、ご参照いただければ幸甚です。

新井会員報告原稿

国際法学会